哲学1 (老い、友情、イライラ)
➖老い➖
ユングは人生を一日の太陽の動きになぞらえて考えた。
午前の法則を人生の午後に引きずり込む人は
心の損害という代価を支払わなければいけない
(若い時のやり方を人生の後半にも踏襲することはできない
肉体的な部分は気付きやすいが、精神的な部分は気付きにくく、危険である)
今の世の中の寿命で言うと、恐らく30-40歳くらいが境となるか。
午前から午後へ移行するとは
以前の価値の”値踏みのし直し”である
午前の目的 仕事、地位、子育て
午後の目的 自分の内面を見つめること
➖友情➖
1. 有用ゆえの友情
2. 快楽ゆえの友情
3. 相手のために善を願う友情
➖イライラ➖
もし咳が出ても
その悲劇を最初の段階だけにとどめておけたら
トローチはいらないだろう
アラン
溜まってから言うのではなく、思った瞬間に軽く言うことで、ガス抜きとなる。
怒りを避ける最上の手段は
機知(ユーモア、皮肉、とんち)である
怒りを示すのは、自分の優越性を示すとき。そのように上からではなく、笑いに変える力。