哲学1 (老い、友情、イライラ)

老い

ユングは人生を一日の太陽の動きになぞらえて考えた。

 

午前の法則を人生の午後に引きずり込む人は

心の損害という代価を支払わなければいけない

ユング

 

(若い時のやり方を人生の後半にも踏襲することはできない

肉体的な部分は気付きやすいが、精神的な部分は気付きにくく、危険である)

今の世の中の寿命で言うと、恐らく30-40歳くらいが境となるか。

 

 

 

午前から午後へ移行するとは

以前の価値の”値踏みのし直し”である

ユング

 

午前の目的 仕事、地位、子育て

午後の目的 自分の内面を見つめること

 

➖友情➖

1. 有用ゆえの友情

2. 快楽ゆえの友情

3. 相手のために善を願う友情

アリストテレス

 

➖イライラ➖

もし咳が出ても

その悲劇を最初の段階だけにとどめておけたら

トローチはいらないだろう

アラン

 

溜まってから言うのではなく、思った瞬間に軽く言うことで、ガス抜きとなる。

 

怒りを避ける最上の手段は

機知(ユーモア、皮肉、とんち)である

三木清

 

怒りを示すのは、自分の優越性を示すとき。そのように上からではなく、笑いに変える力。