たしかに2

この前、ホンマでっか!?TVで、心理学の先生が言っていたことに、非常に感銘を受けた。

 

要約は、以下

 

「人は、心に何か引っかかりのあるテーマは、長く話したがらない。

本当の傾聴とは、相手が何を話したか、ではなく、どの話題を話したがらないか、を気付いてあげるということ。その内容を知っておくことは、相手の今の状態を知る上でとても大事。

相手がそれを話してくれた時は、その人のなかで解消できた、と考えていい。

逆に、なかなか話さないことは、上手くいってないということ。」

 

なんか、これを聞いて、少し涙が出そうになった。確かに、本当に辛くて、ずっと悩んでる時って、そのことを上手く言えないんだよね。まとまってないから、上手く表現できないから、、、その整理出来てない状態が辛い。

そして、自分の中で消化できた時、急にスッと上手く話せるようになる。

もし、相手が、自分のヤキモキした状態を察してくれて、その状態から解放されるには、とにかく自分と戦うしかないんだと、分かってくれていて、見守ってくれているとしたら、どんなに温かいか。涙が出てくる。

 

人に依るのかもしれないけど、僕は自分の悩みは、人に話すことでは本当に納得のいく消化はできないと思ってる。

それは、自分の悪いところでもある。そういう時は決まって、周囲の人に対してトゲを生やしている。分かっている。

僕は弱い人間だから、悩んでいるテーマに対して、自分が考えていることを否定されるのが怖いのかもしれない。でも、それを常にオープンに出来る人って少数だと思う。みんな、ある程度悩んで、自分の中である程度の答えが見つかるまで、なかなか話さないと思う。