哲学3 (幸せ、最高の恋人、緊張)
➖幸せ➖
アラン
フランス ノルマンディー地方出身 緑豊かでりんごの発泡酒のシードルが有名なところで、先生をしていた
32歳の時、地方紙から哲学コラム執筆の依頼
その時のペンネームがアラン
40年間で5000以上執筆
幸福は他人に対しても義務である
なぜならば 幸福は人に伝染するからだ
アラン
反対のことを考えると分かりやすいが、悩みを抱えたり不幸のオーラがある人と接すると自分も疲れる。
悲観主義は感情によるもの
楽観主義は意志によるものである
アラン
悲観は気づいたらなっているもの。楽観は自分の意思で多少の強引さが必要なもの。悲観からの意思による打破が楽観となる
雨が降っている
空気が洗われて まるで ろ過されたみたいだ
こういう美しさが わかる様にならなければならない
雨の降る時こそ 晴れ渡った顔つきをしたいものだ
辛い時に辛い顔をしていると辛いだけ
一回失敗して落ちた人でないと、無理矢理楽観に持っていかないといけないんだということが分からない
楽観主義を鍛えるトレーニング1
ひどい渋滞に巻き込まれた中で「よいこと」を5つ以上見つけ出す
(7/29時点の自分の回答)
ー普段しないような会話をする良い機会
ー自分と相手の困難な状況に対する態度が分かる
ーずっと運転していたから、体力的に良い休憩になっている
ーずっと走っていたら、事故にあっていたかもしれない
ー渋滞にすら感謝できるよう訓練できる
(その他回答)
寝れる、音楽きける、ゆっくり景色見れる、食べれる、興味があるお店を発見できる、
ネガティブは何も生み出さない
自分の暗さを認識することで立ち直れる
全ての状況を作り出すものは自分の中にある
➖完璧な恋人➖
カッコイイし、タイプだけど、趣味がまるで合わない。しかも嫉妬深くて行動を制限してくる。
A 好みに応えるコイビット
全部自分の思い通りになっているはずなのに虚しい。自分がどんどん小さくなっている気がする。
人間は根本的に飽きる生き物だから、その不満がいつか我慢できなくなる
B 不満だらけの今の彼氏
一度、考えてみた方がいい。
➖緊張➖
ケンブリッジ大学で数学者、論理学者として教鞭を取っていた。
とても緊張しやすい体質だった。
上手くいこうが失敗しようが、広い宇宙には何の変わりもないじゃないか
宇宙規模から自分を捉えよ
ラッセル
失敗しても死なないのだ。むしろ、失敗を引きずって周りに悪影響を与える方が悪い。
いいところを見せようと思うと
意外と失敗するんだよね
哲学2(妬み、寛容)
哲学者ニーチェは、彼自身妬みやすかった。
24歳の時に55歳のワーグナーと親友に。
自分の作品が評価されないことに対し、妬み、親友のワーグナーすら批判した。
祝福することのできない者は呪詛することを学ぶべきだ
呪詛 呪うこと
心の中で相手を祝福していないのであれば、自分に嘘をつく必要はない、ということ。人間は本来そんなに他人を祝福できるものではない。
共感性のある人でない人に愚痴ってもストレスがたまるだけ。
ルサンチマン いい人ぶって負の感情を溜め込むこと
人間は動物と超人の間に張り渡された一本の綱である
超人 自分で新しい価値観を発見できる人
人間は、動物から超人へと目指して綱渡りの上をチャレンジして歩いている存在。そのパフォーマンスを見上げている人は、世間体に流されている人。綱渡りを楽しめる人が理想であり、ルサンチマンに陥らないコツでもある。
自分がヤダと思えている人は、そこから抜け出そうとしているので、既に綱渡りを始めている。
➖寛容➖
厄介者をグループに入れるかどうか。
全部自分の責任と思う必要はないのだから、自分が厄介と思う人を全て自分の感情だけで判断して避ける必要はない。また、人間は間違う動物なのだから、自分が厄介と思っていても、長い目で見れば相手が合っているかもしれないのだから、考え方については寛容であるべき。
人間は間違う動物 寛容であれ
フランスは、テロが沢山起きていて、移民の多さが原因の一つと考えることもできる。しかし、フランスは移民の国であるので、排除するのではなく、受け入れた上で、どう解決していくかを考えているとのこと。パリの人々は、若いうちからそのようにキャパを広げる訓練をしている。
➖悩む性格➖
想像は 途方もない見積もりをして
小さな対象をわれわれの魂を満たすほどまでに拡大する
人間は想像することを止めることはできない。正しい方向の悩みであればいいが、間違った方向の悩みは良くない。
明日を最も必要としない者が
最も快く明日に立ち向う
過去や未来に囚われるなということ。
今を生きろ、ということ。
哲学1 (老い、友情、イライラ)
➖老い➖
ユングは人生を一日の太陽の動きになぞらえて考えた。
午前の法則を人生の午後に引きずり込む人は
心の損害という代価を支払わなければいけない
(若い時のやり方を人生の後半にも踏襲することはできない
肉体的な部分は気付きやすいが、精神的な部分は気付きにくく、危険である)
今の世の中の寿命で言うと、恐らく30-40歳くらいが境となるか。
午前から午後へ移行するとは
以前の価値の”値踏みのし直し”である
午前の目的 仕事、地位、子育て
午後の目的 自分の内面を見つめること
➖友情➖
1. 有用ゆえの友情
2. 快楽ゆえの友情
3. 相手のために善を願う友情
➖イライラ➖
もし咳が出ても
その悲劇を最初の段階だけにとどめておけたら
トローチはいらないだろう
アラン
溜まってから言うのではなく、思った瞬間に軽く言うことで、ガス抜きとなる。
怒りを避ける最上の手段は
機知(ユーモア、皮肉、とんち)である
怒りを示すのは、自分の優越性を示すとき。そのように上からではなく、笑いに変える力。
行動の仕方
先を見すぎないで、コツコツ積み上げていく。
その成果が見えないと継続しないので、ある程度溜まったらではなく、その場、その日ごとにどこかに発表する。
結局、リバティの先生が言ってたことと、同じ。何かを読んで、聞いて、その内容を自分なりにまとめる力が優秀かどうかを決める。
人生とは
ぼくは今、自分の生き方がわからなくなっている。
これからずっと、一生一緒に生きると思っていた人と別れたからだ。
あの人とは、10年間一緒にいた。これから先もずっと一緒だと思ってた。
4月に別れを告げられ、荷物が徐々になくなっていき、5月に正式に別れた。
19歳で出会い、26歳で結婚し、29歳で離婚した。子供はいなかった。
思えば、自己の価値観を形成する最も大事な10年間をお互いがお互いのために生きていた。
大学生と言えば、友達と夜まで延々と飲み明かしたり、男同士で夜遊びをする人が多いと思う。でも、ぼくはそうしたことはほとんどしてこなかった。
バイトで稼いだお金の大半は、あの人との旅行やデートに費やした。
週末は必ずデートに行った。
二人でたくさんの思い出を作ってきた。
夏休みや冬休みは、3日に一度は会っていた。とにかく、常に一緒にいた。
傍から見たら、いわゆるバカップルだったと思う。
あの人が隣で笑ってくれるだけで、幸せだった。
関係がぎくしゃくしてきたのは、大学を卒業する辺りからだった。
あの人は大学を卒業後、企業に就職したが、僕は大学院に進んだ。
新しい環境に進むことに対し、不安定になったあの人は、こんなぼくを頼ってくれた。
でも、ぼくはあの人の環境や精神的不安を理解してあげられず、突き放してしまった。
ぼくは、あの人が社会人になるときのメッセージとして、「お互い環境は変わるけど、それぞれ頑張ろう」というメールを送った。
あの人は、それに大きなショックを受けた。あの人は、「それぞれ」ではなく、「一緒に」頑張ろうと言ってほしかったんだ。
それでも関係は続いた。
ぼくは大学院の研究が将来につながると信じ、自分なりにバランスを取って歩んでいたつもりだった。
ぼくの通っていた大学院は、土曜もあり、いわゆるブラックだった。
バイトをする時間もなくなり、だんだんお金と時間の余裕がなくなっていた。
あの人が新入社員として働きだした5月、
新入社員研修の泊り先から、寂しいと電話をかけてきてくれた。
その日、たまたまぼくは、研究で大きなミスをした。研究活動の終わりとさえ思えた重大なミスだった。
そんな精神状態のぼくは、頼られるキャパがなかった。
「新入社員なんだから、同期のみんなと楽しみなよ」と言ってしまった。
あの人は泣いた。号泣して謝ってきた。
ぼくはまた、自分で精一杯になり、あの人を大きく突き放し、傷つけた。
ブログ始めました。
記念すべき第一号の記事です。
内容はありませんが、これから色々と書いていきたいと思います。
全てここから始めよう!