哲学5(働く意味、子離れ、孤独)

ー働く意味ー

我々は「仕事が意義あるものである」という考えを捨てなければならない

ホッファー

 

初めから意義を見出そうとしても難しい。意義は後から出てくるもの。

 

仕事にとって大切なこととは「自由」「運動」「閑暇」「収入」

この4つの"適度な調和"である

ホッファー

 

ホッファーは、12/6に、現金106ドルを持っていた時点で、今年はもう働かなくてよいと考えていた。自分が満足で幸せと感じるのに必要な条件を知っていた。

 

自分にとっての4つのバランスとは?

自由、運動、閑暇、収入

うーん、、、この4つに当てはめるのは難しいな。。。

 

ー子離れー

人との距離は

近すぎず遠すぎず

ショーペンハウワー

 

何かあったら言ってくれ。

毎日起きてくる顔を見てると、相手がどのような状況か分かる

 

子供は他人にも両親にも

物件として所属するものではない

ヘーゲル

 

子供は親ではないということ。

親の役割は、子供を社会と関連付け、社会で活躍できるようにすること。

子供が働きだしたり、やりたいことを見つけたら、親としての役割は一旦終わったようなもの。

 

ー孤独ー

孤独から抜け出るために

他者の顔を見つめることから始めよ

レヴィナス

 

レヴィナスは家族友人のほとんどを戦争で失い、壮絶な孤独となった。

単に一人だからということではなく、見知らぬ人たちが何もなかったかのように生活していることが孤独を感じさせた。

人格も感情も表情もなくただ立っている人たちがいる状態。

これをilya(イリヤ)と名付けた。自分とは関係なくただ存在するだけの世界。

 

人の顔を描くのは人格を表すことであり、自分のことをどう思っているのかを表すことになってしまうから、イメージすることができなくなる。

 

顔は他者への入り口

その人を直視すると、社会的属性(社会の役割)が消えて

その人自身が浮かび上がってくる

 

お金には心がない

しかし、築いてきたものには思いがある

 

孤独を選んだ人は、孤独にしかならない